あなたは薬いくつ飲んでますか? 薬を欲しがる高齢の母に戸惑う

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 本日、義母90才の病院の付き添いに行きました。
いつもは義妹が付き添っていたので、2か月分の薬の多さに驚いてしまいました。
これまでは5種類 そこに今回更に1種類増やしたのです。母の強い要望で(‘;’)

 高齢の家族を病院に付き添う際に、医師に「薬を出してほしい」と強く求める姿に戸惑った経験
はありませんか。特に90才ともなると、体調の変化や不安感から薬を求めることが多くなることが
あるのは理解していますが。。。

本記事では、なぜ高齢の母が薬を欲しがるのか?副作用についても考えてみました。

高齢者が薬を求める現状について

 高齢者が多くの薬を服用する背景には複数の要因があるようです。特に、高齢者は慢性疾患を
抱えていることが多く、必要とされる治療法が多岐にわたっています。

 厚生労働省の調べでは、60歳を超えると薬の割合が増え、75歳以上では約4人に1人が7種類以上の薬を使っているそうです。 もちろん好き好んで薬を増やしたい訳ではないはずです。

副作用<ポリファーマシー>

 そう心配なのは 副作用です!

 ポリファーマシーと言うらしい 「Poly(多くの)」+「Pharmacy(調剤・薬)」の意味

 高齢者は、加齢により肝臓や腎臓の機能が低下し、薬の分解や排泄が遅れることで、副作用が強く出ることがあります。高齢者に特に多く見られる副作用について調べてみました。

1)ふらつき・転倒
 薬の数が増えると、ふらつきや転倒といった副作用が増加します。特に、薬を5種類以上服用している高齢者の中では、4割以上がふらつきや転倒の症状を経験しているとの報告があります。

2)物忘れ
 高齢者は、薬の服用による物忘れや認知機能の低下も悩まされます。特に、ある不眠症の薬は、記憶障害や認知機能の低下を引き起こす可能性があります。

3)胃痛・消化不良
 一部の鎮痛薬やステロイド系の薬は、消化管に影響を与え、胃痛や消化不良を引き起こすことがあります。

4)血圧の低下
 高齢者では、薬によって血圧が低下し、めまいやふらつき、さらには転倒のリスクが高まります。

5)せん妄・うつ症状
 多剤併用により発生するせん妄やうつ症状も問題です。これらは、服用している薬の相互作用に起因することが多いです。

高齢者が薬を欲しがる理由とは

 高齢者が薬を欲しがる背景には、さまざまな心理的・身体的な要因があります。

  • 安心感を得たい 薬を飲むことで「治療を受けている」という実感が得られ、不安が和らぎます。
  • 長年の習慣 高齢者の中には、長い間薬を服用している方も多く、薬が日常の一部となってい
    ることがあります。
  • 体調の変化を不安に感じる ちょっとした体調不良でも大きな不安につながり、薬に頼りたい
    という気持ちが強まります。

まとめ

 今回 高齢の母が薬を求める気持ちを受け止め、安心感を与える言葉がけを更に意識しようと思いました。そして、本日薬を増やした要因も「ふらつき」でした。。。。

あっ・・・・・副作用からきたかもって思いました。 副作用 勉強不足でした(反省)

 90才の母が病院で薬を求める背景には、体調の変化や病気に対して敏感になり、安心感や不安解消の意味合い、または家族や医療スタッフに自分の症状を理解してもらいたいという強い希望からきている可能性があります。母の気持ちに寄り添い、医師と連携をとりながら適切な対応を心がけていきます。

ちなみに私は、血圧も正常で薬の服用はありません! 
母が長生きしていて笑顔で会話ができることには 心から感謝です(^^)/

  ~あなたの薬いくつ飲んでますか? 薬を欲しがる高齢の母に戸惑う~

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